きょうされん京都支部は17日、30周年記念式典を京都市下京区のひと・まち交流館京都で行い、200人が参加しました。
 粟津浩一支部長は開会あいさつの中で、06年から始まった「障害者自立支援法」では、応益負担の導入により、障害のある仲間たちや家族、事業所・施設に多大な負担と困難がもたらされたと批判。1981年の国連障害者年の行動計画が「ある社会がその構成員のいくらかの人びとを締め出すような場合、それはもろく弱い社会なのである」と述べていることを紹介し、「障害のある人たちがあたりまえに働き、暮らすことのできる社会の実現をめざし、引き続き全力で取り組みたい」と訴えました。
 式典には日本共産党の穀田恵二衆院議員や府議・京都市議、民主党の国会議員などが参加しました。
 式典後、きょうされんの30周年記念映画「ふるさとをください」の試写会が行われました。