「日蓮聖人門下・京都立正平和の会」(石田良正理事長)は12日、「『いのち』の尊厳を重んじる仏教徒として、『後期高齢者医療制度』の撤廃を求めます」とする要請書を福田康夫首相と桝添要一厚労相、自民・公明両党に送付しました。
 要請書は、同制度を「75歳以上の高齢者および障害者を区別し、少ない年金からも健康保険料を否応なしに天引きする差別制度で、健康で長寿を全うしたいという願いに反する制度」と指摘。「適切な医療を受けられずに『いのち』を危険にさらすことになりかねない、前代未門の保険制度だ」と批判しています。