靖国神社を舞台にしたドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」の上映をめぐって、公開直前に上映中止に追い込まれる映画館がでるなか、京都シネマ(京都市下京区)で6月7日から上映が行われます。
 この間の事態について、映画監督・土橋亨さん=京都市左京区=は、「自民党の国会議員らが、同映画への文化庁助成を問題にし、文化庁に強制的に試写会を開かせたことは、完全な事前検閲」と批判しています。
 京都シネマ代表の神谷雅子さんは、「電話等で、『ぜひ見に行きたい』『映画館としての見識を評価する』などの声を多数もらっている。映画は見た人が評価するもの。ぜひ見てほしい」と語っています。(詳細は「週刊しんぶん京都民報」5月11日付)