京都社会保障推進協議会議長の津田光夫医師は1日、第79回全京都統一メーデー大会で、来賓あいさつをしました。あいさつの大要は次の通りです。
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 第79回全京都統一メーデー、おめでとうございます。
 4月1日から後期高齢者医療制度が始まりました。「保険証が届かない」「気づかずになくしてしまった」などの混乱が起こっています。15日には年金からの天引きが始まり、高い保険料に怒りの声が沸き起こっています。
 政府はビラをつくり、自民・公明両党議員に勉強させようと必死です。私たちは、これに反論するビラを用意しています。
 この制度は、廃止するしかありません。高齢者の世代を直撃するだけでなく、団塊世代やそれに続く働く世代のみなさんにも多大な負担を強いるものです。
 この制度の大本には、総医療費抑制政策があります。今でも地域医療が崩壊しようとしているときに、さらに医療費を削減するものであり、この政策こそ見直すべきです。
 後期高齢者医療制度の廃止と国民本位の政治に転換させるよう、心より呼びかけるものです。