日本共産党丹後地区委員会(荒田保次委員長)は29日、「京丹後市会議員選挙の結果について」の声明を発表しました。
 全文を紹介します。
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一、京丹後市議選が4月27日投票でおこなわれました。定数24に27人が立候補する少数激戦のもと、日本共産党の松田せいけい、森まさる、平林ちえみ、田中くにおの4人全員が当選し、定数6減のもと1議席増を果たすことができ、議席占有率は10%から16.7%へ大幅に前進しました。また、得票数は投票率が下がったもとで、6人立候補した前回の1.19倍(912票増)、07年参院比例票の1.29倍の5657票を獲得し、得票率は14.61%で前回より3.64%伸ばしました。
 市民のみなさんの大きなご支持とご支援に心から感謝申し上げます。
一、今回の選挙は合併後2度目の選挙、後期高齢者医療制度への大きな怒りと、「合併しても何もよいことがなかった」、「国いいなりの悪政押し付けで、ますます丹後がさびれていく」、「命と暮らしをなんとかしてほしい」という市民の切実な願いがいたるところで湧き上がりました。
 日本共産党の4候補は市民の願いにこたえ、後期高齢者医療制度の中止と独自支援策、国保税の引き下げ、子どもの医療費の拡充、市の仕事は地元業者へなど暮らしを優先する政策と、市民の願いをシッカリ議会に届け、ハッキリものを言う党の議席の値打ちを訴え選挙戦をたたかい、共感と支持を広げました。
 相手候補は、切実な願いにこたえる政策もなく、地域代表の押し付けや、親戚、知人のつながりでの締め付け選挙を展開しました。
一、今回の選挙では、自公政治への怒りの声が多くの保守や無党派の方々から4人の候補者へ寄せられたのも大きな特徴でした。久美浜町と網野町では引退する2人の無所属市議が応援演説や激励にたたれました。峰山町や弥栄町などでも保守の方が支持の声を寄せてくれました。また後期高齢者医療制度中止の署名は、驚くような方々が広げ、集めていただくことが出来ました。
一、今後、議席数、得票数、得票率の3つで前進し、大きくなった党議席の力をフルに発揮し、市民のみなさんと共同を広げ、掲げた公約実現に全力を尽くす決意です。みなさんのいっそうのご支援を心からお願いするものです。