20日告示、27日投票の京丹後市議選(定数24、6減)の勝利に向け、日本共産党の松田せいけい(70)、森まさる(65)、平林ちえみ(54)=以上現=、田中くにお(56)=新=の4市議候補は5日、それぞれ事務所びらきを行い、「石井市長実現で市政転換、地域経済と市民の暮らしを守る日本共産党の4議席を必ず獲得したい」と訴えました。
 激励に集まった150人を前に森候補は、地域経済の落ち込み、格差と貧困が広がり生活苦が深刻さを増している実態を述べ、「合併後は市民の暮らしが破壊された4年間だった」と批判。暮らし破壊の中山市政に立ち向かい、子どもの医療費無料化を中学校卒業まで拡充、保育料値上げをストップ、障害者の税金控除の該当者に個別通知させるなどの実績を紹介し、「市民の暮らしを守るため、必ず勝ち抜きたい」と決意表明しました。
 今期で引退する保守系市議が「森さんが引き続き議員として活躍できることを願っている」と激励しました。
 4候補の事務所びらきは、合計350人が参加。同党の吉田さゆみ衆院5区候補、荒田保次丹後地区委員長らが訴え、「新しい京丹後市をつくる会」の石井内海市長候補があいさつしました。