宮津市に生まれ、茨木市で長年、学童保育の指導員のしながら2男1女の子育てをしてきたユメノアキさんが「風からきいた小さなお話」(文芸社ビジュアルアート、50ページ、800円+税)をこのほど、出版しました。2作目の童話集です。
 “パパもママも、小さい妹と弟の方がかわいいのかなぁ”ーお兄ちゃん、空くんのさびしい思いを描いた「月夜のカバくん」。
 弟が生まれて、少しだけお姉さんに成長する「風のおくりもの」。初めてお母さんになる不安な気持ちを森の自然の息吹にふれて心落ち着かせる「森のおりものや」など、3人の子育ての日常から生まれてきた童話ばかりです。 ユメノさんは「泣いたり、笑ったり、怒ったりの忙しい生活中に小さな物語が隠されています。それを発見するのが、楽しくて。これからも、子育て中のお母さんや、子どもたちにエールを送れたら」と語っています。
 今回は、宮津市に住む母親の平野ひろ子さんが挿し絵を描いた、親子合作の作品です。