総選挙勝利を目指す日本共産党大演説会(主催・日本共産党府委員会主催)が3月29日夜、京都市左京区のみやこめっせで行われ、府内各地から3200人が参加。市田忠義書記局長が、「比例30万票、第1党実現で京都から2大政党づくりを打ち破ろう」と訴えました。
 市田氏は冒頭、バングラディシュ独立記念祝賀会の会場で、インド大使から「951票差残念でしたね」と声をかけられ、京都市長選結果が話題になったことを紹介し、「京都市民は世界中の人を驚かすようなたたかいをした。敗れたことは残念だが、この力を総選挙で大いに発揮しよう」と呼びかけました。
 異常事態が続いている国会情勢をめぐっては、審議拒否の民主党と対照的に、国民の声を代弁して徹底審議を求める日本共産党の存在感が高まっているとのべ、福田・自公政権が支持率3割を切った背景について、アメリカ・大企業言いなりの自民党政治の破たんと行き詰まりがあると指摘。ワーキングプアを生み出した雇用の規制緩和や75歳以上のお年寄りを差別する後期高齢者医療制度など雇用、社会保障の分野で日本共産党がどこをどう変えるのか、財源論を交えて、未来を切り開く改革の道筋を語りました。
 市田氏は、「京都のたたかいは日本の政治を革新的に切り開いてきました。『日本の夜明けは京都から』のスローガンを高く掲げ、総選挙では京都で比例30万票、自民・民主を打ち勝って第一党を実現し、2大政党づくりを打ち破ろう」と訴えました。
 こくた恵二国会対策委員長(衆院比例・京都1区候補)、原としふみ京都2区候補、石村かず子京都3区候補、吉田こういち京都4区候補、浜田よしゆき京都6区候補がそれぞれ決意をのべました。