向島春の祭典 「向島駅前まちづくり協議会」は23日、京都市伏見区の向島ニュータウン中央公園で、「第1回春の祭典」を開き、1000人を超える住民が参加しました。
 「まちづくり協議会」は3年前、住民の玄関口である近鉄向島駅向かいの空き地に、葬儀場計画の話が持ち上がったことを契機に、団地自治会、管理組合、付近の病院などによって結成。「向島駅前まちづくり憲章」を定め、葬儀場計画の撤回とショッピングデンターなど住民の利便性を高める施設誘致の運動をすすめました。地権者が葬儀場計画を断念し、代わりに大型のコンビニエンスストアが開店しました。
 今回の祭典は、「まちづくり協議会」が地域の活性化のきっかけにしようと、近くにある京都文教大学、種智院大学の学生サークルの協力も得て、開催。「よさこいソーラン節」の演舞、落語、漫才の披露、器楽アンサンブルの演奏などが行われました。
 参加した学生は、「思う存分はじけることができた」と話し、住民や子どもらは、「楽しかった。祭りを毎年続けてほしい」と語っていました。会場には、日本共産党の石村かず子衆院え3区予定候補や佐藤和夫京都市議も訪れ、参加者と交流しました。(神門正和)