今年の厳しい寒さで開花が遅れ気味だった京都御苑(京都市上京区)の梅がようやく、咲き始めました。遅い春を待ちかねたように開いた濃紅、淡紅、白の可憐な花びらが、辺りに香気を漂わせています。
 御苑の梅林は、約20種、200本余りが植えられており、梅の名所の一つ。
 13日、苑内を訪れた市民らは、「いい香りやね」と言いながらスケッチや写真を取ったり、ベンチでお弁当を広げたりと、思い思いに楽しんでいました。