京都教職員組合定期大会 京都教職員組合は8日、京都市左京区で、第70回定期大会を開き、▽情勢を攻勢的にとらえ、学習を重視▽憲法を守り生かす社会と学校づくり▽格差・貧困の悲鳴を共有し、地域・父母と共同してたたかう―など7つを柱にした08年度方針を採択し、新役員を選出しました。
 藤本雅英委員長は、先の京都市長選挙での結果にふれ、昨年の参院選挙以降、国民の声と運動が政治を動かす新しい流れを示していると指摘。府が「30人程度学級」実現の予算をつけたことは、課題はあるものの府民の願いと共同の運動が府政を動かす力となったと話し、「未来を拓く教育への転換を求め、運動をいっそう広げよう」と呼びかけました。
 日本共産党の井上哲士参院議員が来ひんとしてあいさつしました。
 大会で選出された役員は次の通りです(敬称略)。
 ▽委員長=藤本雅英(再)▽副委員長=佐野幸良、新谷一男(新)▽書記長=梶川憲(再)。