日本共産党洛南、山城両地区委員会は8日、井上哲士参院国会対策委員長と浜田よしゆき衆院京都6区代表を弁士に、宇治・京田辺両市で日本共産党演説会を開き、両会場合わせて690人が参加しました。 
 宇治文化センターで開かれた演説会で井上参院議員は、2大政党の本質がより分かりやすくなった政党状況の下、日本共産党の日本改革への新しい共感が広がっていることを紹介。若者を使い捨てにする不安定雇用、老人への「差別」を押しつける後期高齢者医療制度、イージス艦漁船衝突事故や基地問題などに触れて、「政治の軸足を大企業・米国中心から国民・家計に移す」という党綱領の立場を示し、総選挙勝利への支援を呼びかけました。
 浜田氏は、教育費や社会保障など負担増を強いられている国民の生活実態と自民党がすすめる軍事優先、ムダ使いの政治を対比して、政治転換の決意を表明。「政治を変えるのは国民世論。自民党政治を大本から変える展望を持つ日本共産党を大きくしてほしい」と訴えました。