3・1朝鮮独立運動89周年を記念する「憲法九条を生かしてアジアとの共生を考えるつどい」(日朝協会京都府連合会主催)が1日、京都市中京区のラボール京都で開かれ、市民ら60人が参加しました。
 井口和起・京都府立大学名誉教授が「朝鮮の3・1運動から学ぶもの」と題した講演をおこない、「大韓民国憲法が何回も改正されているが、日本の韓国併合(1910年)に対して1919年3月1日に起こった独立運動に基礎と起点を置いていることをしっかり見ておく必要がある」と強調。同国憲法が侵略戦争を否認し、国軍の政治的中立性を遵守するとしていることをあげ、「韓国軍のイラク派兵は憲法違反との声が、韓国内で公然とあがる画期的状況になっている」と紹介し、北東アジアの平和と非核地帯化の実現へ、力をあわせるべきだと述べました。(詳細は「週刊しんぶん京都民報」3月16日付)