京都市長選で、中村和雄候補の勝利をめざす「いま正義を・京都市政を刷新する会」(「市政刷新の会」)は3日、「京都市長選挙告示にあたって」との訴えを発表しました。
 京都市民のみなさん
 本日2月3日京都市長選挙が告示され、選挙戦の火蓋がきられました。
 「いまの暮らしをなんとかしてほしい」「国保料をひきさげてほしい」「同和行政のしがらみと不正・腐敗にまみれた京都市政をただしてほしい」。今度の市長選挙はこのような市民の切実な声がうずまくなかでの選挙戦です。
 正義の弁護士・中村和雄候補は、京都市政刷新の決意を熱く語り、中村マニフェスト―京都市政の「刷新・改革の具体的プログラム」を提案し、市民のみなさんに大きな共感を広げています。
 告示を前に6回にわたった候補者討論会を通じても、中村候補は「いちばん大切なのは、疲弊している市民生活をしっかり支える市政に転換していくことだ」と「生活第一」の立場を鮮明に、国保料の引き下げ、時給1000円以上の確保などを義務づける公契約条例、住民主人公の地域づくりをすすめる区民協議会設置をはじめ、具体的政策を提案。また、未着工の高速道路3路線をはじめムダな大型公共事業の中止を主張してきました。
 こんどの市長選挙の中心争点となっている同和のしがらみを一掃し、公正な市政をつくる問題でも、中村候補は、独立調査委員会設置による職員の犯罪・不祥事の徹底究明、同和行政の完全終結をキッパリ主張してきました。
 「中村さんでこそ、市政をただし、市民生活第一の市政をつくることができる」「京都市長には中村さん」―この声が大きくひろがっています。
 市民のみなさん
 現市政の継続か、刷新・改革か―犯罪・不祥事と同和行政、高すぎる国保料、雇用の確保、教育格差、高速道路問題が一大争点として浮上してきました。
 刷新・改革をかかげ、具体的な政策を提案する中村候補にたいし、前教育長は、現市政の継承をかかげ、「乾いたタオルをしぼるような行革をすすめる」、「京都の国保料は低い方」、「福祉は後退していない」と公言。同和行政の不正補助金問題で自ら処分をうけ、117万円を返還せざるをえなくなったことや、教育委員会(パイオニア研究委託事業)の補助金の支出問題でも、「違法」との判決がくだり、自ら7168万円の返還を求められていることについて、なんらの反省の言葉もないままです。2度にわたって「違法」との判決をうけた同和奨学金の返済肩代わり問題でも、「検討」を繰り返すばかりです。高速道路計画でも、「必要性を含めて再検討」というだけです。
 前市会議員は「与党の一員」であることを繰り返し標榜し、現市政の予算にことごとく賛成。こんどの選挙戦でも「国保料の引き下げは緊急の課題ではない」とまでいいました。これらの「相乗り・オール与党」の人たちには、私たちの京都市政をなかせることはできないことが、いよいよ明らかになっています。
 京都市民のみなさん
 中村候補の訴えと政策が浸透し、現市政への批判の高まりに、現市政の継承をかかげてきた相手陣営は、マニフェストの柱に「刷新」をかかげ、陣営事務長は「市役所は変えられることを市民に分かりやすく示さなければならない」といいだしています。中村候補の訴えとわたしたちのたたかいは相手陣営を大きく追い込んでいます。この間の市長選挙の中心争点であった、同和も高速道路もいよいよやめさせるところまできています。
 これまでの市政そのものをおわりにして、新しい中村市政を実現するときです。みなさんの一票、一票で京都市政を変えることができます。中村市政は実現できます。
 中村和雄候補へのご支援、ご家族、ご近所、お知り合いに「京都市長には中村和雄」の声を広げてください。心からお願いいたします。