ひなご大介市長実現をめざす「八幡市民の会」(碩健一郎代表)は2日、八幡市文化センターで「市民の演説会」を開き、300人が参加、市政刷新を願う熱気にあふれました。
 日本共産党のこくた恵二衆院議員は、道路特定財源の問題について触れ、「不要な道路建設に10年間で、59兆円もの無駄なお金を使うことが問われている」と指摘。「つなぎ法案」を取り下げた与党合意では、共産党が力を発揮したことを強調しました。また、ボートピア問題で、ひなご候補が国交省に何度も足を運び、中止を求めてきたことを紹介し、「市民の願いの先頭に立つひなご市長実現を」と呼びかけました。
 山田兼三前南光町長は、7期28年の町政について語り、同和事業をなくして、国保料の低減や子どもの医療費の無料化の拡充、訪問歯科診療などを実現させたことを紹介し、「ひなご市長で、住民の願いに応える市政をつくろう」と訴えました。
 ひなご候補は、▽下水道料金の値下げ▽子どもの医療費の小学校卒業までの無料化▽同和事業の廃止―などの公約をアピールし、「市民のくらし応援、同和行政を終結させ、あったか市政を実現します」と決意表明。碩代表があいさつし、森下由美市議が選挙の争点について報告しました。