京都市内に残存する明治以降の近代建築を紹介する「歴史を語る産業遺産・近代建築物─京都の近代化遺産」(監修/川上貢・京都大学名誉教授、建築研究会理事長、A5判、240ページ、2800円+税)がこのほど、出版されました。
 05年から06年にかけて京都市が作成した近代化遺産の報告書を基に、ジャンル別に100余りの産業遺産、近代建築物を紹介しています。
 建物の外観や屋内の豊富な写真に地図、解説が付き、遷都後の京都の建設事情や京都人の気質など、興味深いエピソードも掲載されています。
 問い合わせは淡交社、TEL075・432・5151。
(詳細は「週刊しんぶん京都民報」2月3日付)