任期満了に伴う京丹後市長選(4月20日告示、同27日投票)で、労組、民主団体、日本共産党などでつくる「新しい京丹後市をつくる会」は1月28日、同会代表委員の石井うつみ氏(63)を擁立することを発表しました。
 会見で石井氏は、「現在の中山市政は負担増とサービスを切り捨てる『弱肉強食』の国の『構造改革』のコピー。京丹後市を疲弊させ、自殺者を続出させるなど深刻な状況をもたらした。私は、市民の叫びにこたえ、いのち・生活第一で京丹後市を刷新し、新しい市政を実現するため全力をつくしたい」と決意を表明しました。
 同市長選には、同市議で会社社長の早川雅映氏(45)が立候補を表明(1月25日)しています。
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 【石井うつみ(内海)氏の略歴】1944年、久美浜町生まれ。立命館大学法学部卒。久美浜、峰山、大宮、網野各町の小中学校教諭など教職員として37年。奥丹後地方教職員組合書記長、丹後6町の合併問題を考える住民会議代表、京丹後市まちづくり基本条例制定委員など歴任。前回04年5月の同市長選に「夢ある京丹後市をつくる会」推薦で立候補し健闘。現在、新しい京丹後市をつくる会代表委員、丹後労働者福祉協議会会長、丹後労働組合総連合議長、セクハラ被害女性を支援する会代表委員。