京都の観光地、嵯峨・嵐山にあるJR線踏切の改善を求めて運動をしている「くるまみち踏み切りの改善を望む会」は22日、JR西日本京都支社へ安全対策を申し入れました。
 問題の踏切は、JR嵯峨・嵐山駅のすぐ西側に位置し、車両の離合がやっとできる程度の道幅に加え1.3メートルの歩道が設けられた、長さ20メートルの踏切です。
 住民らは、歩行者だけで1日1万人が往来する踏切の現状を説明し、「歩行者が踏切からあふれて軌道内を歩かざるをえない」「横断しきれずに車が踏切内に閉じ込められ、危険」などと訴えました。
 応対した京都支社の担当者は、「混雑は承知している。要望は検討するが、今すぐにはこたえられない」としました。
 交渉には、日本共産党の岩橋ちよみ市議も参加しました。