「2008年伏見地区労旗開き、伏見地域春闘共闘発足集会」が18日開催されました。
 地区労の飯田昌深議長は開会あいさつで「今回の集会は連合系の組合や単独組合にも幅広く呼び掛けました。また08春闘は市長選まっただ中での闘いで労働裁判で闘われてきた中村和雄さんを何としても市長に押し上げ春闘を切り開こう」と呼びかけました。
 春闘共闘の役員体制を確認し、先に結成した「労組・労働者伏見連絡会」(労組連)での全労動者を視野に入れた運動の展開を提起。憲法改悪・消費税増税反対・後期高齢者医療制度反対の運動を強めて共同を広げることや発足以来10倍化した伏見ふれあいユニオンのさらなる拡大と発展などの提起を満場の拍手で確認しました。
 来賓の京都南法律事務所の杉山潔志弁護士は、「中村和雄弁護士は水俣病被害者やパート、派遣労働者など立場の弱い労働者の裁判をたくさん取り組んできた、弁護士仲間です。京都の弁護士の世界でも共感と支持を寄せる人が半数までにもなっています。中村市長を実現しましょう」とのべました。京都総評の辻昌秀副議長から「08春闘と京都市長選情勢」と題して講演しました。
 第2部ではトロンボーン演奏があり、その後、建設、医療、福祉、保育、教育や公務関係の参加者から職場の報告や市長選に向けての取り組みなどを紹介し、中村市長実現で08春闘勝利を勝ち取ることを誓いあいました。(仲野良典)