京都市長選(2月3日告示、同17日投票)まで残り1カ月となった17日、「いま正義を・京都市政を刷新する会」(「市政刷新の会」)は京都市北区の府立体育館で市民大集会を開きました。小雪舞う寒波をついて会場いっぱいの9000人が参加し、中村和雄京都市長実現へ熱気にあふれました。
 「市政刷新の会」代表の出口治男弁護士が、「中村さんの訴えに支持や支援の輪が広がっています。中村市長実現へあと1カ月全力でたたかっていこう」とあいさつ。
 大きな拍手に包まれて登場した中村候補は、「若者からお年寄りまで市政刷新の願いが渦巻いています。多くの市民と共同でつくりあげたマニフェスト25項目を実現したい。不公正で弱いものいじめの市政を刷新し、公正で透明な京都市政を中村和雄といっしょにつくろうではありませんか」と力強く決意を語りました。
 ワーキングプアを告発する作家・雨宮処凛さんがビデオメッセージで、「中村さんは労働問題のプロフェッショナル。非正規で不安定、貧困に苦しむ若者のために頑張ってほしい」と期待を寄せました。日本共産党の井上哲士参院議員は、「中村市長を実現すれば、自公政治も大連立もノーの声を全国に示すことになる」と応援演説しました。
 「弁護士の会」や「医師の会」、全行政区の連絡会、京都市教組、京建労が多彩に要求アピール。中村応援歌や歌舞伎仕立てのパフォーマンスで、国保料引き下げや住宅改修助成制度、格差のない教育行政などを求めました。