薬害肝炎の被害者全員救済を求め、「C型肝炎患者21世紀の会」(尾上悦子代表)は7日、山田啓二知事に「『薬害肝炎救済法』などについての要望書」を提出し、必要な対策を講じるよう申し入れました。
 フィブリノゲン製剤による感染被害者全員の救済が保障されるよう国に要請し、府として必要な施策を講じるよう求めるとともに、○総合相談・支援窓口を本庁と各保健所に設置する○販売企業や医療機関などに投与を証明する証拠、証言の確保のための調査実施を求める○肝炎検査受診率向上など、総合的な肝炎治療対策をすすめる○患者の治療と生活を支援する支援制度を設ける、などを求めています。
 申し入れは、日本共産党の松尾孝、上原ゆみ子両府議が同席し、和田健府保健福祉部長、金谷浩志同次長が応対しました。