正月三が日で約270万人の初詣客が訪れた伏見稲荷大社。参拝客が乗降する京阪稲荷駅前で6日、日本共産党の穀田恵二衆議院議員と石村かず子衆議院3区候補がそろって国政と京都市長選挙の前進・勝利を訴えました。
 石村さんは、昨年の参議院選挙で「自公政権に国民がノーの審判を下して、政治の流れを大きく転換させた」と強調。高騰する原油を新テロ特措法でタダで給油しようとしている事態を批判するとともに、「ちょっとでも安い灯油を買いに遠くまで出かけて、重たいけど18リットルを持って帰ってます」との声を紹介しました。原油高騰緊急対策を求めて近畿経済産業局に直接要請したことを報告し、平和と国民生活を守る日本共産党を大きくしてほしいと訴えました。
 穀田さんは、昨年の参議院選挙で政治は大きく変化し、今まで拒否してきた改正被災者生活再建支援法の成立や薬害肝炎全員一律救済を勝ち取ったことなどに現れていると指摘。京都市長選挙では、100人近くの逮捕者など不祥事続きの現市政を「会社なら社長はクビ」と痛烈に批判。また同和行政や高速道路に税金をつぎ込み、弱い者には犠牲を強いる逆立ちした市政を転換させ、市民の命と暮らしを守る市政に向けて、中村和雄候補への支持を訴えました。
 街頭演説には、上原ゆみ子府議ややまね智史前市議候補らも参加。大勢の参拝者からひっきりなしで応援の手を振ったり握手を求める人がありました。(仲野良典)