「市政刷新の会」の中村和雄京都市長候補は26日、中小業者への仕事づくりと京都経済振興策を盛り込んだ「経済・産業振興マニフェスト」(第1次案)を発表しました。
 中小業者への仕事づくりでは、市の公共工事に中小企業が直接入札できるよう1件あたり価格引き下げをはかることや地域経済への波及効果の大きい住宅改修助成制度の創設、下請けいじめ・不当ダンピングを排して、適正賃金の保障などを提起。原油・原材料高への対策では、「超低金利」緊急融資の実施を行うとしています。
 また、まちづくりや生活向上・雇用改善と一体となった経済振興を基本方向にすえ、市と中小企業、大企業の役割を明記した「中小企業振興基本条例」の制定や独自の大型店出店規制、商店街の取り組みへの補助制度創設を公約しています。