日本と在日コリアンの美術家で構成する日本・コリア友好美術展2007年京都実行委員会開催の友好美術展が18日から23日まで京都市美術館別館で開催され、会期中大勢の日本や在日コリアンの人々が訪れ鑑賞しました。
 コリアン側作家代表の河相喆(ハ・サンチュル)さんは「今年は今までの『日朝友好展』からより発展的な名称や呼び掛けをしました。韓国、朝鮮や在日コリアンの団体との融和機運が高まり、より幅広く共同で開催しました。南北の分断や日朝の正常でない不幸な関係を正常にもどし、ほんとの友好関係が築かれると念願しております」と語りました。初めて韓国からも書家余泰明(ヨ・テミヨン)氏や漫画家ら3人、共和国の書家呉光錫(オ・クワンソブ)氏らの特別出品から日本の作家蓮佛亨氏(京都民報「四季の会」会長)や川島恵美子氏など広範な作家の書、水彩、油彩、写真などの作品約100展が出品されました。河さんの朝鮮独立運動の弾圧の油彩など重厚な作品からカラフルで明るい作品など会場は明るい雰囲気でした。(仲野良典)