今年も15日から府立植物園で「クリスマス・イルミネーション」が開催されました。今年は「稟と輝く花と光のファンタジー」をテーマに、正門(南門)から北門までの約1キロを白や赤、青などに輝く電飾が続きます。今年から白く輝く一対の「天使」が仲間入りした他、温室前の高さ約15メートルのイチョウやハリモリなど巨木にも天辺まで電球で飾られるなど昨年より約3万球多い約10万球が庭園を彩ります。
 点灯を待ち望んでいた人々は、闇夜に一斉点灯されて光り輝いた瞬間、「ワー、キレイ!」と歓声をあげていました。じっと見つめる小さい女の子のお父さんはニコニコ顔で「これは白い天使かな? 妖精かな?」と教えています。4頭のオレンジ色に輝くトナカイが引く橇(ソリ)に乗り込んで写真をとる家族連れや、漆黒の天空に浮かび輝くイチョウを手を取り合って仰ぎ見る若いカップルなど、大勢の人でにぎわいました。(仲野良典)
 会期は今月24日までで毎日午後5時半から8時(入園は7時半:雨天決行)まで。