立命館大学(京都市北区)の「第54回不戦のつどい わだつみ像前集会」が7日、同大学の国際平和ミュージアム(京都市北区)で開催されました。集会は戦没学徒を象徴する「わだつみ像」の前で、「二度とペンを銃に持ち替えない」という不戦の誓いをたてるもので、毎年太平洋戦争が始まった12月8日前後に行われています。主催は学友会や教職員組合でつくる不戦のつどい実行委員会。
 集会では学友会中央常任委員長で不戦のつどい実行委員長の亀田智史さん(文学部4回生)があいさつし、「終戦から62年がたち、戦争の悲惨さ、虚しさを実際に語ることができる人が少なくなっている。私たちは、今こそ戦争が何をもたらすのか、争いが何をもたらすのか、学び、知り、伝えていかなければならない」と語りました。
 学生や教職員、市民など約150人が参加。参加者は「わだつみ像」に献花し、不戦の誓いを新たにしていました。(山手四郎)