今夏にナチスドイツの戦争犯罪の地を訪れた、ろう画家・後藤勝美さんのスケッチ展「負の遺産を描く」が、京都市右京区のコミュニティー嵯峨野(全国手話研修センター)で9日まで開催されています。
 アウシュビッツ強制絶滅収容所、アンネ・フランク・ハウスなどの水彩画と「憲法9条」の条文、「不戦」などの書、約40点が展示されています。
 後藤氏は「いかなる理由があっても戦争は許されない、避けなければならない」との思いを書いています。
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 7日午後6時から、後藤氏の講演会「負の遺産の旅 戦争とは何か?」が行われます。要予約。無料。講演会終了後、交流会あり(2000円)。申し込みはFAX075・873・2647(全国手話研修センター)。問い合わせはTEL075・871・9711。