来年2月10日告示、17日投票でおこなわれる八幡市長選挙に向けて、「八幡市民の会」が1日、学習交流集会を開き、各団体から40人が参加しました。
 最初に、日本共産党の森下由美、山本邦夫両市議が八幡市政・財政の現状について報告。昨年度、八幡市が実施した値上げは、国民健康保険料、介護保険料、下水道料金、保育料、学童保育料など5分野、総額5億円もの負担となり、さらに住民税増税3億円と合わせると8億円もの負担がおしつけられたと告発しました。また、下水道基金が、値上げ幅(1億5000万円)を上回る1億7000万円もの積み増しとなっていることを明らかにし、「根拠のない値上げをストップし、同和行政にメスを入れ、市民のくらし応援、市民の声を生かす市政への転換を」と呼びかけました。 参加者からの発言では、「小児救急医療体制の整備」、「30人学級の実現」、「高すぎる国保料をぜひ引き下げて」、「障害者と事業所への支援を」、「地域で買い物ができるようにしてほしい」、「バス交通の充実」などの願いがつぎつぎ出されました。
 市民の会では、現在、候補者選考作業を進めるとともに、市民の声・願いを集めるため市民アンケートに全力で取り組んでいます。(亀田優子)