握手をかわす中村市長候補ら 「市政刷新の会」に加わる「京の景観・まちづくり住民運動ネットワーク」(まちづくりネット)は15日夜、京都市中京区のウィングス京都で中村和雄京都市長候補を招いた世話人会を開き、市内各地で活動するまちづくり、住民運動団体の関係者ら約30人が参加。「中村市長実現で市民の手にまちづくりを取り戻そう」と決意を固め合いました。
 中村候補は、「新景観政策を実現させたみなさんの運動の力で、京都市政を変えた、市長を変えたと全国に広げられるように頑張りたい」とのべました。
 真鍋宗平・大山崎町長も激励に駆けつけ、来賓あいさつするとともに、「中村さんらしさを最後まで貫き、まわりはそれを支えてほしい」とエールを送りました。
 半鐘山の乱開発反対運動の尾西利男さんや上京まちづくりフォーラムの古武博司さん、京都高速道路建設反対運動の升谷嘉男さん、洛西ニュータウンでのまちづくり運動を始めている斎藤信男さんらが活動報告。中島晃弁護士が中村候補との政策協定について、▽新景観政策に基づいて、市域全体の景観の保全・再生を図る▽高速道路計画を見直し、公共交通網の充実する▽まちづくりアセスメントの制度化▽温暖化防止へ廃棄物の減量、リサイクルの推進―など7項目の要求を提案しました。