バリアフリー化へ交渉 京都市南区の生活と健康を守る会や新婦人、老人会、吉祥院健康友の会などでつくる「JR西大路駅のバリアフリー化を求める会」は13日、JR西日本京都支社を訪れ、JR西大路駅のバリアフリー化と安全対策について要望しました。京都支社への要望は、昨年に続き2回めです。
 同駅の乗降客数は、1日3万990人で京都市内のJR駅中で3番めに多い駅ですが、スロープやエレベーターがなく、車いす利用者や高齢者らが、数年前からバリアフリー化を求めてきました。
 交渉では、国が2000年に施行した「交通バリアフリー法」で、1日当たりの平均利用者数が5000人以上の全ての旅客施設については、2010年までに原則バリアフリー化を実施するという目標もあることを指摘し、段差の解消やエレベーター設置を要求。また、亀裂や段差の生じたホーム、雨漏りする箇所などを写真で示しながら、対策を講じるよう求めました。
 日本共産党の山内佳子府議、井上健二京都市議、こくた恵二衆院議員秘書も同行しました。