京都府学生自治会連合(京都府学連)は19日、第67期定期評議会を立命館大学衣笠キャンパスで開きました。評議会とは今年度前期における京都府下の学生自治会の経験を交流し、前期総括と後期方針を採択する場です。
 全体発言では「政党が学費問題について真剣に考え始めたことが大きな成果だと思う」「さまざまな自治会の学生と交流する場がもっと必要なのではないか」などの意見が出されました。
 発言を受けて、▽学費値下げを求めるネットワーク「学費ゼロネット」活動の推進、▽学生の切実な実態を伝える『京都学費黒書』の完成、▽自治会同士の経験を交流し、学習する自治会学校の開設、▽府学連の中心を担う執行委員会・書記局体制の強化など後期の運動方針を盛り込んだ議案書を採択しました。
 西山頌秀委員長は「12月の国会要請に向けて広く学生に参加を呼びかけ、行政に要求を反映させよう」と話し、評議会を締めくくりました。(山手四郎)