任期満了に伴う亀岡市長選挙が21日告示され、「市民本位の明るい民主市政をつくる会」の松野よしひで候補(54)が、同市追分町馬場通りの事務所前で第1声を行い、7日間の選挙戦のスタートを切りました。
 約60人の聴衆を前に、松野候補は、「200億円のガレリアやJR亀岡駅舎改築に92%、31億円の税金負担など、歴代の無駄遣い市政を改め、暮らし応援に切り替える新しい市政を、何としても打ち立てたい」とのべ、暮らし応援の緊急策、地域経済振興、子育てと教育、憲法を市政に生かす決意を表明しました。松野氏は公約として「『痛みやわらげ手当支給条例』の制定、高すぎる国保料の引き下げと減免制度の改善、乳児や高齢者の紙おむつ処理のごみ袋無料支給など、緊急策をすぐに行う」「市独自の農業支援策、商店街振興を応援、バスのダイヤや路線の充実、市立病院の診療科目・時間の充実で『元気なまち』をつくる」「中学校卒業までの子どもの医療費無料化、老朽校舎の改修、学童保育の充実などで子育てと教育を援助する」「『住民福祉の増進』という地方自治体本来の役割を発揮できる市役所にする」などを訴えました。
 日本共産党の井上さとし参院議員(参院国対委員長)が応援に駆けつけ、松野候補の必勝を訴えました。