「各業界の先輩達の話を聞いてみませんか」との呼びかけで「就職説明会」が19日、龍谷大学で開催されました。同大学教職員組合と伏見地区労、伏見ふれあいユニオンが共催しました。第2回目の今年は、金融(行員)、保育士(民間)、マスコミ(TVマスター)、教員(公立教員)、国家公務員(労基監督官)の5つの分野から講演がありました。開会にあたり龍大教組の高田文彦書記長は、「3団体の共催で働くということを重点にし、各職種の先輩たちから働きがい、気持ちなど聞いて、何らんかの役立てになればと思います。勉強してください」と挨拶しました。
 講演はそれぞれ、「仕事と職場のこと、働くということ」について仕事の内容や仕事と生きがい、仕事への誇りなどが語られるとともに、学生にたいする期待感などもが話されました。短時間でそれぞれレジメやプリントも準備され、18人の参加者(資料持ち帰りも含めて)はメモをとるなどして熱心に聞き入りました。
 この「就職説明会」は労働組合の観点から学生の就職活動に貢献できる新しいアプローチとして注目されています。それだけに今後のより発展的な工夫が期待されています。(仲野良典)