狩野永徳展「唐獅子図屏風」 京都市東山区の京都国立博物館で「特別展覧会狩野永徳」が16日から、開催されています。
 永徳は織田信長、豊臣秀吉に仕えた御用絵師で、戦国時代の気風を反映した勇壮華麗な金碧障屏画などの作品を生み出した絵師です。
 同展では、国宝の「洛中洛外図屏風」など5点、重要文化財9点、永徳の画風を象徴するような総金地の高さ2・2メートルにもなる屏風に悠々とかっぽする獅子を描いた「唐獅子図屏風」(写真)、今回新発見された「洛外名所遊楽図屏風」や初公開の作品など71点が展示されています。これだけの代表作が一堂に見られる展覧会は初めてで、またとないチャンスとされています。
 11月18日まで。一般1400円。問い合わせはTEL050・5542・8600(ハローダイヤル)。