京都を拠点に活動する井堂雅夫、佐野せいじ、本荘正彦の3人による「秋色の木版画展」が、ギャラリー雅堂(京都市北区平野宮敷町)で開かれています。
 井堂雅夫は、京都の美しい風景を木版画で描く「平成浮世絵京都百景」に5年前から取り組み、その中から選んだ秋の知恩院、祇王寺など、燃えるような紅葉と様々な寺を描かいた作品10点を展示。佐野せいじは、かやぶき屋根とコスモスを描いた「秋日和」など懐かしい京都の山里の風景、本荘正彦は「萩流垂」など秋の草花を描いた作品、計約20点を展示しています。
 同ギャラリーでは、「まだ、厚い日が続く京都ですが、秋がじんわりしみこむような作品で、本格的秋を一足早く味わってください」と話しています。
 30日(火)まで。午前10時~午後6時まで。問い合わせは、TEL075・464・1655。