任期満了に伴う亀岡市長選(10月21日告示、同28日投票)で、日本共産党も参加する「市民本位の明るい民主市政をつくる会」は19日、松野好秀氏(54)=日本共産党口丹地区委員長=を無所属で擁立することを明らかにしました。この日、同市内で記者会見して発表しました。
 記者会見で松野氏は、「『民主市政の会』のみなさんの一致したご推挙をいただき、立候補することになりました」と経過を説明。その上で、「構造改革路線の国の政治のもとで、市民の暮らしと生業(なりわい)が大変なとき、暮らしを応援し、希望の持てる亀岡市をつくりたい。現市政の継続でなく、政治を変えたいと願う広範な市民と力合わせ、新しい市政を必ずつくりたい」と決意を語りました。
 同市長選には、現職の栗山正隆氏(62)が2期目をめざして立候補することを明らかにしています。
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 【松野氏の略歴】1953年、大阪市生まれ。京都大学法学部卒。千代川小学校PTA会長など歴任。現在、日本共産党口丹地区委員長、「民主市政の会」代表委員。