京都市の高すぎる国保料の引き下げと保険証の取り上げ中止を求める署名運動を10月からスタートさせる「国保料引き下げ署名実行委員会」は15日、京都市右京区の西院交差点で宣伝を行い、運動の協力を呼びかけました。
 署名は、京都市長あてで、要求項目は、▽国保料をだれもが納められる額に引き下げる▽国保料引き下げのため、市民と一緒に国の負担増額を求める▽滞納者から保険証を取り上げないで―の3点。11月末までに25万人分を目指します。
 宣伝では、「国民健康保険料引き下げて!」の横幕を掲げ、高すぎる保険料が暮らしを圧迫している実態や市内の病院・診療所でも短期証による受診が増えていることなどを紹介。「命は平等。保険証1枚でだれでも受診できる社会保障制度を守り、発展させましょう」と訴えました。