安倍晋三首相が12日に突然辞意を表明したことを受け、日本共産党京都府委員会(渡辺和俊委員長)は同日夕、中京区の烏丸御池で緊急宣伝を行い、「一刻も早い解散総選挙で民意が生きる新しい政治を実現しよう」と訴えました。
 渡辺委員長は安倍首相の辞意表明について、「自民党政治のゆきづまりの深刻を示すもの。『構造改革』『戦後レジームからの脱却』路線が参院選挙で国民の厳しい審判を受けたことへの反省のないまま、民意に逆らって『新しい国づくり』『改革継続』を掲げ居座り続けたことが、つまずきの最大の要因」と強調。アメリカと約束したテロ特措法の延長が難しくなったことを辞任理由としていることについて、「アメリカの政権に顔が向いた、国民不在ぶりをあらためて示すもの。解散・総選挙でゆきづまった自民党政治に変わる新しい政治の実現に力を合わせましょう」と訴えました。
 原としふみ衆院京都2区代表と成宮まり子京都国政対策委員長が、臨時国会で他の野党とも共同して、悪政ストップに全力を挙げる決意をのべるとともに、来るべき総選挙での日本共産党への支援を呼びかけました。