「より平和な日本に! 憲法9条を守ろう!」のスローガンのもと、『2007年平和のための伏見戦争展…シンポジウムと交流会』が9日、京都教育大学で開催されました。京都教育大教職員組合、平和のための伏見戦争展実行委員会、憲法9条で21世紀に平和を創る伏見共同シンポジウム実行委員会などの共催企画で、約70名が参加しました。
 交流会に先立ち、押しつけ反対の運動が全国で広がっているアニメDVDの『誇り』(日本青年会議所作製)を鑑賞した後、南法律事務所の岩佐英夫弁護士をコーディネーターに、京教大教育社会学で平和教育を研究担当している村上登司文教授と京都YMCA服部待会員が『誇り』の分析や感想を述べました。
 村上さんは『誇り』は日清、日露、太平洋戦争などをいわゆる靖国史観に都合のいいようにゆがめられた歴史観で貫かれていると批判。服部さんはクリスチャンの立場から「9条改憲とともに、信教の自由の20条の改憲で『社会的儀礼』の名で戦前のように国家神道が押しつけられるのではないかと危惧している」と述べられました。参加者からも「一方的な解釈が見え見え。ウソばかりのアニメではないか」や「学校現場に持ち込もうとし全国から歪んだ歴史教育だと批判や持ち込み阻止の運動が起こり、持ち込めない状況をつくった」などの感想が述べられました。岩佐さんからは参院戦での安倍自公政権敗北や特措法問題、集団的自衛権問題、改憲の動きなどをわかりやすく解説されました。
 第2部の交流会では「憲法9条守る伏見女性の会」、「9条守る横大路の会」、「退職教職員の会」、「醍醐9条の会」、「年金者組合」などの会や青年代表から多様な取り組みの報告がありました。日本共産党の石村和子3区代表や府・市議が参加し、赤阪仁市議が戦争を体験した祖父などの思いや言葉、これからの取り組みなどについて発言しました。(仲野良典)