おしゃれを楽しめるのも平和であればこそ―憲法9条にちなむ9の文字が並んだ9日、服にこめた平和の思いを語るファッションショーが京都市上京区の西陣織会館で開かれました。
 タペストリー作家で服の仕立てなどを行う「アトリエのぶ」の内田信子さん(55)=上京区=が主催したもので、おしゃれも許されなかったと話す戦争体験者や戦争で息子を亡くした祖母の思いがつまった着物をリフォームする人などの「思い」と「服」を紹介する場をつくろうと計画しました。
 内田さんの呼びかけにこたえ、モデルとして出演したのは18歳から79歳までの約40人。それぞれグループごとにステージに上がり、披露しました。(「週刊しんぶん京都民報」9月16日付に詳報)