第28回西京母親大会が2日、同区内で開かれ、75人が参加しました。
 新婦人の小組(サークル)によるウクレレ演奏とフラダンスでオープニングした後、元神戸税関職員の柳澤尚さんが「地球環境と食糧事情」と題して講演しました。
 柳澤さんは、深刻な食糧自給率の低下と輸入食品などの汚染の実態を紹介し、解決には新婦人と生産者の産直運動などを示しながら、「日本の農業を守ることが一番」と訴えました。
 参加者からは、「日本の農業を守るためには、私たち消費者が賢くなる必要が大きいと感じた」という感想が寄せられました。
 運動の交流では、子育て中の母親たちでつくる「ママ友9条の会(ママック)」のメンバーが発言。「平和のことを考え、できることから始めよう」と発足して2カ月がたち、25人に広がったことや月1回のイベントの取り組みなどを紹介しました。(大八木文子)