ヒロシマへの原爆投下から62年目の6日朝、京田辺市役所前で平和のつどいが開かれ、インターネットでつどいのことを知ったという人も含め、約30人の市民が参加されました。
 京田辺市では、毎年の8月6日朝、実行委員会の呼びかけで平和のつどいを開催し、8時15分にはラジオから聞こえてくる広島市の平和式典の鐘の音に合わせ参加者が黙祷をささげています。
 今年のつどいでは参加者による平和への発言も行われ、戦前に生まれた方は「原爆投下はしょうがないという久間氏の発言は絶対に許せない。憲法9条をしっかりと守るためにがんばりたい。」と述べられたほか、今年長崎で開かれる原水爆禁止世界大会に参加する20歳の大学生は、「私たちの世代が、被爆者から直接体験を聞くことのできる最後の世代になるのではないかと言われています。世界大会に参加して、しっかり話を聞いて勉強していきたい。」と決意を述べられました。最後に参加者全員で「青い空は」を合唱して終了しました。(写真はつどい参加者と、市役所前の広島市から贈られた「被爆瓦」(原爆瓦)とそれを納めた「平和の塔」)(青木綱次郎)