「市民本位の民主市政をすすめる会」は2日夜、第3回全体会議を行い、来年2月の京都市長選で、今年5月に立候補表明した弁護士の中村和雄さん(52)を推薦することを決めました。中村市長実現に向けて共同を広げるとともに、街頭宣伝や要求運動を強めていくことを確認し合いました。
 全体会議には「民主市政の会」の構成団体など市民ら350人が参加。久米弘子代表委員は、「中村さんの政策と人柄、今の市政を正したい、市民のための京都市政を取り戻したいという熱意に打たれました。来年の市長選に必ず勝利するとの強い決意で中村さんの推薦を確認し、ただちに活動を始めたい」とのべました。
 大きな拍手で会場に迎えられた中村和雄さんは、立候補表明以来3カ月間の各分野・団体との懇談を通して、中小業者や若者、障害者、高齢者それぞれで格差と貧困の広がりが深刻になっていることを痛感すると強調。3つの基本政策(Fair・Open・Right)で市政転換の方針を示し、「市長選まであと半年。市政刷新のうねりを今日からつくっていきたい。みなさんと一緒に京都市政を変えるために頑張りたい」と決意を込めました。
 中村さんの推薦人の、だん王法林寺住職の信ケ原雅文さん、弁護士の尾藤廣喜さん、へいわ屋主宰の河村さやかさんがそれぞれあいさつしました。
 「民主市政の会」では、10月10日にみやこメッセで市民大集会を行うとともに、集会に向けて早朝・夕方のターミナル宣伝など街頭宣伝や京都市政の問題をまとめた「京都市政酷書」の学習、国保料引き下げ署名など要求運動を強めていくことを提起しました。