参院選投開票から一夜明けた30日朝、日本共産党京都府委員会は下京区の四条大橋で街頭宣伝し、参院選での支持・支援にお礼をのべるとともに、公約実現と悪政阻止へ全力あげ、次の政治戦での躍進・勝利に向けて奮闘する決意を訴えました。
 比例代表で2期目の再選を果たした井上哲士参院議員は、選挙結果について、国民には増税・負担増を押しつけながら、事務所費問題など「政治とカネ」をめぐるでたらめな政治が小泉政権を含めて安倍・自公政権への国民の厳しい審判になったとのべ、「『政治を変えてほしい』という願いは野党第一党の民主党に集中する形になったが、9条改憲や消費税増税のたくらみを浮き彫りにした日本共産党の論戦は自公政権への厳しい審判に大きな役割を果たした。公約実現と悪政阻止へ全力をあげたい」と強調。新しい国会では、国民の審判を生かす形で可能な限り野党共同に務めるとした上で、「成宮、こくた両氏の熱い公約と訴えを自分自身のものとして、次の政治戦での躍進、勝利で新しい政治の流れをつくりだしていきたい」と決意を訴えました。
 京都選挙区で27万5285票を獲得し、奮闘した成宮真理子さんは、「多くのご支持、ご支援をいただきましたが、京都の日本共産党の議席奪還に結びつけることができず、口惜しい思いでいっぱいです。弱い者いじめの消費税増税ストップの運動、憲法9条守れの声を広げる先頭に立って頑張りたい」と話しました。
 比例代表候補として奮闘した穀田全さんは、「自民党の大敗は、自民党政治の行き詰まりを示しました。選挙戦で寄せられた切実な若者、学生の願い実現へ奮闘したい」とのべ、渡辺和俊府委員長は、「9条守れの声を草の根から広げていきたい。暮らし壊す安倍政権の暴走にたいして、井上参院議員の貴重な議席をいかして、京都の127人の地方議員一体となってみなさんの暮らし守るために奮闘していきたい」と訴えました。