任期満了に伴う向日市議選(定数24)が29日告示(8月5日投票)され、日本共産党からは大橋みつる(67)、松山幸次(66)、たんの直次(57)、北林しげお(56)、中島鉄太郎(62)、和田ひろしげ(62)、ときわゆかり(45)=以上現=、山田ちえ子(59)=前=の8氏が立候補。第一声で、穀田恵二衆院議員・国対委員長とともに、「開発優先から、暮らし・福祉優先の向日市実現に8議席を必ず」と訴えました。
  60人が参加した第一声で穀田氏は、「地方自治体の役割は住民福祉の増進にある」とのべ、市が財政健全化を理由に、福祉タクシーの廃止などの福祉切捨てを進めようとする一方で、大型公共事業を推進していることを批判。「日本共産党の8議席で、逆立ちした税金の使い方を改めさせ、地方自治体本来の仕事をさせよう」と訴えました。また、共産党市議団が年金問題の解決を国へ求めた意見書採択させたことを紹介し、「国の悪政を正すために、国に物を申すことが地方議会に求められている。市議会には共産党の8人の議員団が必要」と8候補への支援を呼びかけました。
 8候補は○水道料金値下げ○子どもの医療費の無料化拡充○住宅改修助成の実現―などの公約を掲げ、「8人そろって議会へ押し上げてください」と呼びかけました。
 選挙は25人が立候補する少数激戦の様相。党派別では、共産8、公明3、民主2、自民、社民が各1、無所属10となっています。
 写真=たんの事務所前(寺戸)で、声援に応える、(左から)和田、山田、中島、松山、ときわ、穀田、たんの、北林、大橋の各氏