参院選最終盤の27日、日本共産党の市田忠義書記局長が大激戦、大接戦となっている成宮まり子参院京都選挙区候補を押し上げようと京都入りし、長岡京市や右京区など4カ所で、「悪政に真正面から立ち向かう日本共産党が伸びてこそ、自民・公明の暴走政治にストップをかける確かな力になる。残る2日間、支持を広げに広げてほしい」と訴えました。
 JR長岡京駅西口、阪急東向日駅前、阪急桂駅西口、西院・京都ファミリー前の4カ所で、計980人が集まりました。
 市田氏は、「全国どこでも、『自民・公明のひどい政治、何とかならないのか』という国民の怒りのうずが巻き起こっている」と強調。庶民増税の問題では、日本共産党本部に一昨日、「このままの政治が続いたら一家5人生きていけません。明日のミルクもままらなない生活で、これ以上税金とられたら本気で一家心中を考えなくてはいけません。どうか助けてください」というメールが届いたことを紹介し、日本共産党の国民の命綱として役割がますます大切になっているとのべました。
 最後に、「自民・公明の暴走車、欠陥車のような政治を止めるには、やわな党、不確かな党ではだめ。悪政に真正面から立ち向かう、確かな立場と勇気と信念を持つ日本共産党が伸びてこそ、暴走をストップさせ、政治を変える確かな力となります。革新京都の誇りにかけて、残る2日間、支持を広げに広げてほしい」と力を込めました。
 成宮候補は、大接戦で争っている自民党候補が、消費税増税や「明治憲法に戻れ」と主張していることを指摘し、「負けるわけにはいかない。必ず押し上げてほしい」と訴えました。