原水爆禁止世界大会で開かれる「高校生のつどい」(8月8日、長崎市)に参加する京都の高校生らでつくる「長崎☆PEACEツアー」実行委員会が27日、京都市の三条大橋で、折りづるの協力と平和のメッセージを呼びかけました。
 折りづるは、原爆で亡くなった21万人の命の重みを体現し、2度と同じ過ちを繰り返さない決意を示そうと、同世界大会の青年実行委らによる「21万羽おりづるプロジェクト」の呼びかけにこたえた取り組みです。
 京都では、憲法9条にちなんで、9999羽の折りづるを目標にしており、現在、約7000羽を集めています。
 「長崎☆PEACEツアー」実行委員会の高校生が、「平和の願いや核兵器をなくそうと高校生が集る長崎の集会に持っていきます。折りづるの協力をお願いします」と呼びかけると、中学生や高校生、大学生が足を止め、折りづるを折っていました。平和への1言メッセージには、「自分たちの作ったつるで一人ひとりの命の重みを知ってもらいたい」「みんなで幸せになろう」などと書かれていました。
 同実行委員会では、同様の宣伝を8月1日午前11時から、東山区の清水寺で予定しています。