日本共産党の市田忠義書記局長は25日午後、参院選公示後3度目の京都入りし、京都市中京区の四条烏丸で街頭演説しました。500人の聴取を前に、「ストップ貧困・増税反対・9条守れの願いをこぞって日本共産党と成宮まり子候補へと寄せてください」と訴えました。
 冒頭、選挙の様相について触れた市田氏は、3~4割の有権者が支持政党を決めていないとのべ、「比例では日本共産党と書いていただく人を広げに広げてもらいたい」と訴え。また定数2の京都選挙区では成宮候補が自民党の候補者と横一線で激しくい争っていることを強調し、「革新京都の伝統、底力を発揮し成宮さんを国会に送り出していただきたい」と呼びかけました。
 市田氏は年金や暮らしの問題についてのべ、餓死者や「ネットカフェ難民」を生みだした「棄民政治」の実態について告発。「大企業さえもうかれば、庶民の暮らしはどうなっても良いとする自公の政治が原因」と批判ました。 
 憲法の問題では、改憲のねらいがアメリカと共同し海外で戦争できる国づくりにあることを指摘し、「戦前の暗黒の時代から反戦平和を貫いてきた日本共産党の躍進で、憲法9条守れの声を日本中へとどろかせよう」と呼びかけました。
 そのうえで、民主党について、増税反対の旗も憲法9条守れの旗もたてられないことを指摘し、「不確かな政党では自公の暴走はとめられない」と批判しました。
 成宮候補は、「戦争はアカンという議席を取り戻したい。この5日間でぐんと押し上げてください」と呼びかけました。