京都の定時制・通信制教育を考えるみんなの会(「定通みんなの会」、林五月会長)は19日、府教委に対し、来年度の京都市内公立高校夜間定時制の募集定員を増やすよう申し入れました。
 07年度の同定時制の募集人数は、06年度の募集人数から130人削減されました。その結果43人(府教委による)の不合格者が出たことを受け、募集人数の再検討と増員求めたもの。
 「定通みんなの会」は、不登校経験など様々なつまずきを持ちながらも、高校を卒業したいと受験する中学生や高校中退者は減少していない。昨今の格差の拡大、貧困化の進行を背景に、最後の学び舎として定時制教育の役割は重要だ、とのべ、来年度の募集定員決定にあたって、今年度のような不合格者をださない定員にすることを強く求めました。