京都市伏見区の京都市立呉竹総合支援学校(重光豊校長)で、6月25日と7月3日の2回、校舎内のエレベーターが突然停止し、生徒が閉じ込められる事故が起こっていたことが明らかになりました。
 閉じ込められた生徒、教員は無事でしたが、事故原因は、安全装置などの不具合とみられ、現在は機器交換などを行い復旧しています。事故の判明を受けて、日本共産党の赤阪仁、井坂博文両京都市議が6日、同校を現地調査し、10日の市議会文教委員会で、井坂議員が事故原因とその後の対応について質問しました。
 市教委は、管理会社の点検内容について「不十分だった」と認めました。
 エレベーターは「日本オーチス・エレベータ」社製で、保守管理は京都市内の管理会社が請け負っています。1回目の事故直後の6月27日にも毎月の定期点検が行われていました。市教委は、同社が管理する市施設のエレベーター(約30基)について、事故原因とみられる箇所を市職員が点検するとしています。(詳しくは、「週刊しんぶん京都民報」7月15日付で報道)